寒い日にぴったりメニューのご紹介
- 2017/03/17
- 12:25

【3月17日の献立 】
・ごはん
・ビーフシチュー
・コールスローサラダ
・もやしと竹輪のバターポン酢炒め
・卵スープ
・梅ゼリー
3月といえば寒さも少しずつ和らぎ、暖かい春が近づいてくる季節です。でも、まだ寒い日も残るこの時期、温かい料理は身体を芯から温めてくれます。本日はそんな寒い日にはぴったりのシチューの紹介です。
シチューには茶色の「ビーフシチュー」と白色の「クリームシチュー」の2つがあります。
茶色のシチューは小麦粉とバターを炒めて作るブラウンルーを用いて赤ワインやトマトをベースに牛肉、じゃが芋、人参、セロリ、玉ねぎなどと香味野菜を加えて煮込んだもので、日本では「ビーフシチュー」やタンを使った「タンシチュー」が知られています。フランスが発祥の地とされており、日本に伝わってきたのは明治初期で東京の洋食屋から始まり、徐々にレストランに広まり、その後は旧帝国海軍軍艦の食事にまでも『煮込み』という名で出されるようになったとされています。
一方、白色のシチューは牛乳とバターと小麦粉で作るホワイトルーをベースに主に鶏肉 じゃが芋、人参、玉ねぎなどを加えて煮込んだシチューで現在では「クリームシチュー」や「ホワイトシチュー」と呼ばれています。このシチューが日本食として登場してきたのは、戦後の学校給食が始まりのようです。カルシウム不足を補うために脱脂粉乳が盛んに用いられ、当時は『白シチュー』と呼ばれていましたが、給食を通じて広まるにつれて「クリームシチュー」や「ホワイトシチュー」と呼ばれるようになったようです。
現在は粉末や固形のルーが販売されており便利になってきていますが、時には時間を掛けてルーから作ると味わい深いシチューが出来上がりそうですね。
エネルギー668kcal 蛋白質:32.5g 脂 質:15.8g 塩 分:3.9g(常食です)
栄養管理科
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