お菓子にもおかずにもなる小豆
- 2018/12/21
- 15:33

【 12月21日の献立 】
・鶏天うどん
・一口がんもの煮付
・ドレッシング和え
・混ぜご飯(ゆかり)
・みずようかん
寒さも段々と厳しくなり、気が付けば12月も後半です。
♪もういくつ寝るとお正月?と歌が聞こえてくる時期になりました。
今回は、みずようかんに使用されている【小豆】について紹介したいと思います。
当院でも、みずようかんの他に小豆寒天や小倉煮などに使用しています。
冬になると、おしるこを食べたり、これからの季節お餅やお団子にも使ったりと、
秋から冬にかけて、度々姿を見かけるようになりました。
古くから薬用としても重宝されており、日本人の食生活と健康を支えてきた食材です。
小豆の美しい赤色は魔力を持っていると考えられ、古くから魔除け、汚れ払い等に多く用いられたと言われています。
現在は、子どもの成長を祝う日やお祝い事がある日に、赤飯として小豆を食べることが多くあるようです。
小豆は小さい粒ですが、様々な栄養素が詰まっています。
良質なたんぱく質はもちろん、ビタミン類(B1・B2)、カリウム、鉄、食物繊維まで幅広く含まれています。
この他にも、小豆独特のサポニンという成分が含まれています。
サポニンには、利尿作用があり、体内の余分な水分を排出し、体のむくみ解消に効果があるとされています。
また、不溶性食物繊維(水に溶けにくい食物繊維)も豊富で、大腸の働きを助け、便秘解消にも良いとされています。
小豆は、一般的に【あんこ】や【和菓子】での使用が多いと思いますが、砂糖類が多く入っているため、食べ過ぎには注意しましょう。
お赤飯はもちろん、かぼちゃと一緒に炊き、いとこ煮にしたり、日々の食卓に1品プラスしてみるのも良いのではないでしょうか。
エネルギー815kcal 蛋白質:34.1g 脂 質:22.4g 塩 分:4.1g(常食です)
栄養管理課
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