柏の木は神聖な木
- 2019/05/02
- 15:28
【 5月2日の献立 】
・ごはん
・ホイコーロー
・けんちん煮
・じゃがもろこし
・えのきの清汁
・柏餅
桜の季節も終盤を迎え、少しずつ気温も上がり、風も気持ちよく過ごしやすい季節となりました。
本日は、端午の節句が近いということもあり、柏餅を提供させて頂きました。
柏餅は、日本独特のお菓子であり、柏餅を食べる習慣が定着してきたのは江戸時代。
当時、武士にとって大事な行事であったとされ、節句で必ず柏餅を食べていたそうです。
なぜ端午の節句(5/5こどもの日)に食べられるようになったのでしょうか?
理由は、柏の葉っぱにあります。
柏の葉っぱは、古代から神様へのお供え物を盛るための器として使用されていました。
神様へのお供えということもあり、柏の木は神聖な木とされていました。
冬を越え、春の新しい芽が出るまで古い葉を落とさないという特性もあります。
そこで、新芽を子ども、古い葉を親に例え、
【家を継ぐ子どもが生まれるまでは、親は死なない】→【家系・跡継ぎが絶えない】と考えられ、子孫繁栄の意味が込められるようになったそうです。
現在、こどもの日に食べられるようになったのは、こどもの健康を願うためでもあるようです。
夏も近づく八十八夜~♪と茶摘の歌でありますが、2月4日頃の立春から88日ほど過ぎた、5月上旬にお茶の産地では茶摘が始まります。
お餅の食べすぎには注意!ですが…
新茶のシーズンでもある今、お茶とともに柏餅を食べてみてはいかがでしょうか。
エネルギー675kcal 蛋白質:28.3g 脂 質:11.7g 塩 分:1.7g(常食です)

スポンサーサイト